医学部4年 森 博子
「高速時代」という言葉があります。ある意味私たちは、受験そして人学生活と、めまぐるしい毎日を過ごしています。確かに目的地に到着するには、1番早く1番楽な手段かもしれません。しかし私遠は大切なものを見失っているのではないのでしょうか。確かに今の時代についていくには、高速道路以外の道路で走るのは無理です。でも、このまま周りを見ずにアクセルをいっぱい踏んで走っていたら、死んでしまうのでは。少しパーキングエリアによってみたり、インターチェンジにおりてみたりして、周りの景色を見てみてはどうでしょうか。そこにはいろんなものやいろんな人が、みんなを待っているはずです。そんな場所の1つが「医生祭」であれば幸せです。
昨年は、「秋に咲く桜」というテーマのもとに、桜の木の下に人は集まるという出会いのチャンスにあふれ、何よりも出会いの大切さを追求しました。今年の医生祭のテーマ「OPEN SESAME!ひらけごま!」は、「さて、せつかく桜の木の下で出会ったんだから、みんなで何かしようよ」という考えから生まれました。
私は“人生とは宝箱のようなもの”だと思います。宝箱はとても不思議なもので、箱の中には箱。そしてその箱の中にはまた箱。という具合に、たくさんの箱が詰まっています。簡単に開く箱もあれば、一人では開けることのできない箱もあるでしょう。開けることを諦めた人は、本当にその中に隠されているものを知ることはできません。最後まで諦めず開け続けた人だけが、隠されていた本当の“宝”を見ることができるのです。周りを見わたしてみて下さい。宝を見つけだせずに、困っている人はいませんか?人間にもいろんな人がいます。一人で開けることのできる人もいれば、誰かと一緒じゃないと開けることが出来ない人。誰かに頼むことが出来る人もいれば頼むこともできずに、だまって箱の前に座っている人。そんな時はみんなで「OPEN SESAME!ひらけごま!」と叫びましょう。みんなで何かする。もしかしてそれは、みんなで宝を見つけだすことではないでしょうか。せっかく出会った仲間なんだから、みんなで宝を見つけましょう。さて、みなさんはどんな宝が入っていると思いますか?私は隠されている宝は、“プリズム”であってほしいなあと思います。“プリズム”というのは、すごく神秘的なもので、1つの色を七色に輝かせる力を秘めています。“医生祭”というのはある意味、“プリズム”ではないでしょうか。みんなを七色に輝かせてくれる素敵なものでは…。今私達は一つの色を持っています。11月3日には7つの色をみんな持つことができるのです。そして後夜祭での花火が本当は5色かもしれないけど、何千色となって色彩やかに私達の目に映るのでしょうネ。皆さんの目にもそう映ることを祈ってます。
最後になりましたが、今年度も医生祭を開催するにあたり各方面の諸関係者の方々に多大なる御理解、御協力を戴きましたことを心より感謝いたしま素。本当に有難うございました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 1998 ISEISAI
UNIVERSITY OF OCCUPATIONAL AND ENVIRONMENTAL HEALTH, JAPAN